Interview:ダニエル・ヘッティンストール(Skinny Lister)

フジロック・フェスティバル2013にて初来日〜2014年には東名阪クアトロツアー+朝霧JAM出演!そして2026年、12年ぶりに日本最大級のアイリッシュ・パンク・フェス「the WILD ROVER」の招聘によって再々来日!当時「イギリスで最も忙しいバンド」とも賞賛されたお祭りバンド、スキニー・リスター(Skinny Lister)。2025年には7枚目のフルアルバム『Songs From The Yonder』も発売。バンドのフロントマン、ダニエル(Vo、Acoustic Gt:下写真右から2人目)へのインタビュー。

Uncleowen(以下U):先ずは自己紹介をお願いします。

ダニエル(以下Dan):こんにちは、ダン(Daniel Heptinstall)です。イングリッシュ・シャンティ・パンクとケルティック・フォークを混ぜたバンド、スキニー・リスター(Skinny Lister)で主にソングライティングとギター、ヴォーカルを担当しているよ。

U:「シャンティ・パンク」っていう言葉がもう最高ですね。バンドの音を表していると思います。(ちなみに「シャンティ・パンク」とは、海で歌われていた労働歌「シー・シャンティ」と「パンク」が合わさった造語)僕は最近「船乗りフォークロック」と日本では紹介していますよ。

今年、2014年振りとなる3度目のジャパンツアーが発表されましたね。12年も経っていたとは。その間にメンバーの変更もあったようなので、そちらも紹介お願い出来ますか? 

Dan:そうだね、最初のジャパンツアーではバンドにドラマーすら居なかったからね。あの時はスーツケースの中にマイクを仕込んでストンプ・ボックスのように踏み鳴らしてリズムを作っていたよ。僕は歌いながらずっとそのストンプ・ボックスを踏んでいたね。

それから2回目のジャパンツアーの後、ドラマーのティム(Tim Hillsdon)に出会ったんだ。とても個性が強くて、見事な髪型のね。バンドに活気ももたららせてくれたよ。もちろん、ドラムの腕もピカイチだよ。彼が加入してから、もう何年も経ったな、コーラスも素敵だし、もう既に彼のサウンドはバンドの一部だよ。

ベースも変わったんだ。数年前にマイケル(Michael Camino)がハワイに帰って、その代わりにサイコビリーのダブルベース・シンガー、スコット(Scott Milsom)が加入し、素晴らしいスラップを鳴らしてくれているよ。スコットはプライベートで毎年日本に訪れているくらい日本好きだね。

U:そうなんですよ。僕もスコットとは何度か飲んでいますよ。最初メンバーが代わったことを知ったのは、むしろ彼から聞きましたよ。(スコットのインタビューはコチラ)メンバーの他にも、バンドに何か変化はありましたか?

Dan:2度目のジャパンツアーの時はメンバーは6人居たね。今では5人で、当時よりもっとシンプルに自分たちの音を鳴らしているかな。でもバンドのコアは全く変わっていないよ。初期メンバーの僕とローナ(Lorna Thomas)、マックス(Maxwell Thomas)は、初心を忘れずにスキニー・リスターというこの船に乗って、毎回のライブでお祭り騒ぎを続けているよ。

U:最新アルバム『Songs From The Yonder』について教えてください。

Dan:その前に出した6枚目のアルバム『Shanty Punk』の流れを汲んでいるよ。ノリノリな酒呑みソング、船乗り顔負けのシンガロングを聞かせる船乗りフォークロック、それらを前作以上に押し出した作品だね。さらに今作では心温まるような穏やかな瞬間を、今までよりも少し多く曲に取り入れているとも思うよ。

酒呑み、旅、海、そして逆境に立ち向かって行くという、クラシカルなスキニー・リスターのテーマは、今でも僕たちの船に旗として高く掲げているんだ。僕たちのフォーク魂は今でもなお、むき出しのままだよ。例えば今作からの2ndシングル「Plough On」の曲中に、アイリッシュのトラッド曲「Speed The Plough」のメロディを取り入れていることとかね。

『Songs From The Yonder』は、僕自身でプロディースとミックスを行ったんだ。大体の楽曲はライブ形式でレコーディングして、あえて編集しないでそのままの形で残したんだ。それは、僕らがライブで知られるようになった、あのエネルギーを最大限に残したいと思ったからなんだ。いつも通り今作をツアーに持って行き、ステージで曲に本当の命が吹き込まれ、進化を発揮してくれることを楽しみにしているよ!

U:前々回の「フジロックフェスティバル」、前回の「朝霧JAM」では、ステージはもちろん、キャンプサイトや場内ショップ、通路(笑)など、様々な場所で演奏を見せてくれましたね。今回初登場となる「ニュー・アコースティック・キャンプ」も期待出来ますか?

※フジロックでのQETIC取材映像もありましたのでここに貼っておきます

Dan:もちろん、演奏させてくれる機会があればいつでもバスキングをやりたいと思っているよ。それが僕らの原点だったからね。僕らのようなアコースティック楽器の良さは、音を出すのに電源はいらない、場所を選ばないことだからね!

U:今回のジャパンツアーで何かやりたいことはありますか?

Dan:久しぶりの日本だからね、またみんなと会えることを何よりも楽しみにしているよ。前回の来日の時は、ステージ上でも下りても、本当に楽しい時間を過ごせたからね。日本のみんなはいつも素晴らしく、リアクションも良くて、最高のエネルギーをくれるんだ。そしてもちろん、新しい場所を訪れたり、その道中で新しい友達を作ったりすることも楽しみにしているよ。

U:今までのジャパンツアーで何か思い出はありますか?僕はもうラム酒の入ったフラゴン(ヴィンテージな酒瓶)を客席含めて回し飲みするスタイルが衝撃で笑 あれがまた体験出来るかと思うと楽しみで仕方ないですよ。

Dan:おお、いいね!東京公演で無くしちゃって、翌日の朝霧JAMでは代わりの物見つけてやったよね。最高だったよ!

U:朝霧JAM当日に、奥のフリーマーケットで何かちょうど良いの有るか探しましたね。今回もまたフラゴンの登場を期待しています!最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

Dan:本当に久しぶりだね!みんなとまたパーティーをして、最高の思い出を作れるのが楽しみで仕方がないよ。古い友人と再会し、新しい友達もたくさん作れるといいな。さあ、最高に楽しんでいこう!

【ツアー情報】

the WILD ROVER presents
SKINNY LISTER
JAPAN TOUR 2026

チケット先行販売
イープラス4/25(土) 12:00 ~ 5/13(水)23:59

9/19(土)-20(日) New Acoustic Camp 2026

9/21(月祝) 愛知:新栄シャングリラ
OPEN 17:00 / START 17:30Ticket : adv 6500yen / door 7500yen

9/22(火祝) 大阪:246 LIVEHOUSE GABU
OPEN 17:00 / START 17:30Ticket : adv 6500yen / door 7500yen

9/23(水祝) 京都:KYOTO MUSE
OPEN 17:00 / START 17:30Ticket : adv 6500yen / door 7500yen

9/24(木) 東京:Spotify O-WEST
OPEN 18:00 / START 18:30Ticket : adv 7500yen / door 8500yen

9/25(金) 東京:Spotify O-WEST
OPEN 18:00 / START 18:30Ticket : adv 7500yen / door 8500yen

※全公演サポートバンド有り

Uncleowen Music

IRISH / FOLK ONLY LABEL UNCLEOWEN アイリッシュ / フォーク・パンク専門レーベル