FINNEGAN’S HELL

時は2010年、国はスウェーデン。当時別々のケルティックパンクバンドや、ロックバンドで活動していたメンバーが、「ケルティックパンクはまだ死んでない!」と言わんばかりに新たに結成したバンド、それがこのフィネガンズ・ヘル(Finnegan’s Hell)。スカンジナビア半島を横断しながら数々のクラブやパブ、そしてフェスでのショウでその腕を磨き、ライブバンドして成長していく。2011年には初のEP『THE MOLLY MAGUIRES』をリリースし、即完売を記録。ライブでのお客さんも順調に増え、アイルランド、ダブリンに本社を置く新聞「アイリッシュ・タイムズ」にて「フィネガンズ・ヘルの音楽を説明するのは難しい。ただメタリカ(Mettalica)とKilfenora Céilí Band(1909年!に結成されたアイルランド最古のケルティックバンドの1つ)を頭の中でブレンドしてみてほしい。それがフィネガンズ・ヘルで間違いない。」とも紹介された。順風満帆なスタートにより、バンドはヨーロッパ制覇への道を目指す。

2014年にはヨーロッパのアイリッシュ/ケルティックパンクシーンからロカビリー、サイコビリーシーンをも牽引するレーベルの一つ、Heptown Recordsより初のフルアルバム『ドランク・シック・アンド・ブルー』をリリース。アルバムは数多くのプレスで紹介され、フィネガンズ・ヘルが鳴らすケルティックパンクはヨーロッパ中で受け入れられた。アルバム最後に収録された”ドランクン・クリスマス”はケルティックパンクシーンのみならず、大衆の音楽シーンにも受け入れられ、スウェーデンの音楽雑誌「Gaffa」でクリスマス・ソング・オブ・ジ・イヤーにも選出された。2015年にはフロッギング・モリー(Flogging Molly)やエルヴェイティ(Eluveitie)らと共にポーランド版ウッドストック・フェスティバルに初出演。そこでのパフォーマンスがオーディエンスから喝采を受け、翌年2016年にも同フェスに2年連続出演するという快挙を達成した。

2018年には「生と死」をコンセプトに掲げた2ndアルバム『ライフ・アンド・デス』を発売。ゆりかごから墓場まで突っ走るジェットコースターの如く、スリリングかつエキサイティングに様々な音楽性が入り乱れるこのアルバムでバンドは更なる高みを目指す。


Members:
LEAD VOCALS & GUITAR - PABS / パブス
BANJO, TIN WHISTLE & VOCALS - MICK / ミック
BASS & VOCALS - SAN / サン
DRUMS & PERCUSSION - ACE / エース
PERCUSSION & VOCALS - COZY / コージー
ACCORDION - OLD ROXY / オールド・ロキシー


<OFFICIAL HP>

Uncleowen Music

IRISH / FOLK ONLY LABEL UNCLEOWEN アイリッシュ / フォーク・パンク専門レーベル