時は大航海時代、マゼラン海峡を航海していたオランダ人の冒険家によって発見された、南の新大陸「ニューホランド」（現在のオーストラリア大陸）より現われた、ラム酒の海賊、THE RUMJACKS。

現在までに仕掛けられた2枚のEPという名の奇襲は、それぞれ生存者無しの大成功(1st EP『HUNG, DRAWN & PORTERD』、2nd EP『SOUND AS A POUND』共にソールド・アウト)。遂にアルバムという名の大砲を引提げて面舵いっぱい攻めて来た！

アコーディオン、バンジョー、マンドリンで彩られたアイリッシュ・パンクは勿論、トランペットを合図に騒ぐスカ・チューン、ヴァイオリンを鳴り響かせ壮大に生まれ変わったレゲエ・チューンの"My Time Again"（再録：2nd EP収録曲）、女性ヴォーカルまでも乗船させた反逆のキラー・チューン等、THE RUMJACKSの様々な魅力が押し出された、ヴァラエティー豊かなガレオン船となってます。

2010.12

ACROSS THE BORDER『THE BEST SO FAR 1991-2010』

THE RUMJACKS『GANGS OF NEW HOLLAND』